新型コロナウイルスの検査対象や死亡率のアップデート

新型コロナウイルスの検査対象や死亡率のアップデート

新型コロナについてのアップデート

2月7日に発表された「新型コロナウイルス感染症の現状の評価と国内のサーベイランス、医療体制整備について」では以下の点がアップデートされました。

  • COVID-19の潜伏期間を既報の「2-10日」から「2-12.5日」へ更新
  • 中国国内でのCOVID-19の死亡率は、中国・湖北省武漢市で4.9%、武漢市を除く中国で0.8%であり、武漢市内外で死亡率に大きな差がある
  • 主な感染伝播は有症者の咳やくしゃみを介してであり、無症状者からの伝播が報告されているものの主要な経路ではない

これらを踏まえ、改めて咳エチケットや手指衛生による予防の重要性を指摘しています。


検査対象となる患者とは

  • 発熱または呼吸器症状(軽症を含む)を呈する者で、新型コロナウイルスであることが確定した者と濃厚接触歴があるもの
  • 37.5℃以上の発熱かつ呼吸器症状を有し、発症前14日以内にWHOの公表内容から新型コロナウイルスの流行が確認されている地域に渡航又は居住していたもの
  • 37.5℃以上の発熱かつ呼吸器症状を有し、発症前14日以内にWHOの公表内容から新型コロナウイルスの流行が確認されている地域に渡航又は居住していたものと濃厚接触歴があるもの

→新型コロナウイルスの検査を実施

  • 発熱、呼吸器症状その他感染症を疑わせるような症状のうち、医師が一般に認められている医学的知見に基づき、集中治療その他これに準ずるものが必要であり、かつ、直ちに特定の感染症と診断することができないと判断し、新型コロナウイルスの鑑別を要したもの

→評価の上で新型コロナウイルスの検査を実施

検査対象となる患者の基準としては

  • 武漢市への渡航歴・居住歴」から「流行地域への渡航歴・居住歴」(2月6日時点では湖北省)への変更
  • 軽症例での接触歴も考慮
  • 新型コロナウイルスが鑑別にあがる重症感染者患者も考慮

という点が更新されました。

参考:新型コロナウイルス感染症の現状の評価と国内のサーベイランス、医療体制整備について