ドクターX season 6 第1話

ドクターX season 6 第1話

東帝大学復興のために、医師免許所持兼投資家のニコラス丹下氏を雇うところから始まりました。

・クラッシュ症候群について
大門先生は大胆にクラッシュ症候群となった左腕を切断していましたが、あんまりこういうことはしません笑
そもそもクラッシュ症候群とは、外傷圧迫によって筋肉が損傷、壊死すると、壊死した筋細胞からミオグロビン・カリウム・乳酸などが血液中に大量に漏出します。普段これらの物質は、細胞の中で重要な働きをしていますが、このような状態では数倍から数百倍の濃度になり、毒物となって全身障害を発症させます。大門先生が切断した理由はそのような壊死した筋細胞からこういったミオグロビンやカリウムなどの危険な物質が全身血流に回らないようにするためです。
クラッシュ症候群のときはしばしば血液透析によって危険物質を除去するなどといった緊急処置をすることがあります。

 

・肺血栓塞栓症について
多くの場合は超緊急で処置が必要になりますが、手術というよりはカテーテル治療が多いです。
多くは緊急カテーテルによる血栓溶解治療となります。AIが80%は肺血栓塞栓症などといっていますが、実際のところ判断はそんなに簡単ではないです。心電図でも特徴的な所見はありますが、それだけで確定診断できるほどのものではありません。AIがいっているから~といった理由で判断できるほど、AIと医療が密接にリンクはしていないと思います。

 

1話では、現代風にAI最強説を唱えようとしている感がありますが、実際のところ、確定診断はそんなに甘くはないです。AIは内視鏡や病理、放射線などの診断において役には立つことは間違いないですが、確定診断をAIに任せることや、手術をAIのみに任せることの危険性なども配信していきます。