若手医師のアルバイトについて

若手医師のアルバイトについて

若手医師の皆さんは、アルバイトをしていますか?今回はアルバイト探しにおすすめの求人サイトを紹介します。まずは私達の若手医師アルバイトに対する考えをお読みのうえ、興味ある方は是非、申し込んでみてください。

 
内科医編
後期研修医になると、多くの場合は専門医が取得可能な大きな施設で経験を積むことになります。より研修内容は専門性が高まり、初期研修医のときのようにすべての疾患を幅広く経験するのではなく、より自分にしかできない専門性を身につけていくことになります。専門性を身につけることは非常に楽しいです。専門性を身につけることで、他の科の先生などから症例の相談を受けることも多くなります。専門性を習得することで、将来的にはある分野において医療界全体をリードして切り開いていけるような医師を目指していくことができます。
 
しかし、より細かい専門的な知識を身につけることで、その他の分野の知識は浅くなり、初期研修医のころに培った他科の経験も過去のものになっていきます。これは、専門性を磨く上では仕方のないことで、その分、自分の専門分野の知識が優れていれば十分といえば十分です。ただ実際のところ、目の前の患者さんは自分の専門分野以外の病態で急変することは非常に多いのです。アルバイトとして一般外来や救急外来の仕事をする場合、多くの患者は自分の専門分野の範囲と関係なく受診してきます。専門分野以外の患者さんを対応することで、初期研修医の頃などに経験していた幅広い知識を錆びつかせることなく、維持していくことができます。そのような意味で、専門分野に関係なく幅広く医師としての経験をアルバイトで積むことは非常に大切と考えています。
 
アルバイトの中には在宅医療・訪問診療の経験ができるものもあります。実際に経験してみるとわかりますが、訪問診療などの経験をすると、医療を必要としている患者の数が、実は自分が思っていたよりも何倍も存在するのだということがわかります。入院中や外来受診される患者を相手に仕事をしていると、あたかも、病院に来る方=医療を必要としている方、のように思ってしまいます。しかし、実際には病院に来ることのできない方、自宅で医療を行っているかたというのは非常に多くいらっしゃいます。自分は、このような在宅医療や訪問診療の経験をすることで、医療の世界観を大きく変えることができました。このように、大病院での勤務のみでは実現できないような貴重な経験をつむことが、実はアルバイトでできるのです。
 
騙されたと思ってでも、一度でも外の病院、クリニックなどに足を運んでみるということは、実は医師という人生のなかで大きな気付きが得られる機会かもしれません。みなさん、アルバイト、1度はやってみることをおすすめします。興味ある方はこちらを見てみてください。
 
 
 
外科医編
 
大学病院で勤務するレジデントは、大学病院自体からの給与が低賃金であることも加味され、アルバイトが病院から与えられます。一方で、市中病院の場合はバイトが禁止されている施設もしばしばあります。市中病院のメリットとして、1つの施設で多様な患者を診察できることがあると思いますが、アルバイトもまた、多様性・応用性を育むものにもなると考えています。自分の勤務先のみにとらわれると、そこの「文化」、「マイナールール」のようなものばかりが身についてしまいます。また、様々な先生とコミュニケーションを取る機会としても、アルバイトはおすすめです。自分の専門分野とはややズレた診療も対応していかなければならないため、経験値を積むうえでもとても勉強になります。
 
もちろん、今後専門分野で修練を積んでいけば、消化器外科であれば内視鏡検査のアルバイトや手術も含めたアルバイト、その他外科系分野の先生でも自分の専門を活かしたアルバイトにどんどん参加していくことで、専門分野のことも様々な病院で、様々な先生やコメディカルの方と接していけるのがメリットだと考えます。
 
組織の中の1人という枠組みではないため、なにかトラブルがあった場合などに備えて、医師保険には入っておいたほうが良いとは思いますが、そういったことに恐れて外の世界を見ずにいるよりは、アルバイトもして多様性、社会性のある医師を目指す方が一人前への近道にもなるのかと、経験しながら実感しています。興味ある方はこちらを見てみてください。